夜ヨガとおにぎりと、打ち上げ花火
7月に入り、うだるような暑い日が続いたある週末。
中学の頃からの友人が、もしよかったらお寺でやる夜ヨガに参加しないか?と誘ってくれた。
ヨガは東京の下町にある、とあるお寺で行われるという。
ヨガの前に、美味しいものが大好きな友人が贔屓にしているというおにぎりやさんで軽く夕飯をすます。
最近、おにぎり屋さんが人気だと聞くけど、おにぎりというのは、心を和ませて落ち着かせる効果があると思う。
そういう食事が食べれるお店は意外と少なかったりするので、おにぎり屋さんが流行るのもよく分かるというものだ。
友人が、「娘にもよく話すんだけど、私、もし最期の晩餐になったら、おにぎりとお味噌汁が食べたいんだよね~」と話す。
「娘にはそんな話しないでよ」って言われちゃうんだけどね…、と続けた。
それは確かにそうなのだけど、最期におむすびを食べたいという気持ちには、私も全面同意。
私なら、とびきり美味しいお米で炊いた塩むすびを食べたい。
それは、さておき、お寺はとても居心地の良い場所で、先生も優しく心が穏やかになるレッスンで、とてもいい時間を過ごせた。
さらには、帰り道歩いていると、道のずっと向こうに墨田川花火が打ちあがるのが見えた。
隅田川花火のことなんて、まったく1mmも意識していなかった。
「どうする?花火終わったら電車混んじゃうね」
「でも、あの橋くらいまで歩いていかない?」
「綺麗だね。あそこ、人が集まってるね」
そんなふうに、数ブロック歩いたのちに、私たちは帰路へ。
友人となんとなく遠い花火をみながら道路を歩いたその時間は、これからずっと心に残るような気もしている。
翌日は、夫が息子達を連れて、ナイトプールへ。子どもたちは充実した顔で帰って来たし、私は積読していた本を集中して読めて良い時間だった。
毎日、心に残る出来事がたくさんあるのに、すり抜けて行ってしまうのがもったいなく、こういう日記的なものを気負うことなく書きつけていこうかなと思っています。
2024.7.27の出来事